ABOUT
理事長所信
（一社）浜田青年会議所は昨年創立65周年を迎えました。
これまで65年間、浜田青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」に向けて、65年という長い歳月のなか浜田の発展の為に先輩諸兄姉が築いてきた歴史があり、様々な事業を展開してきました。先輩方の浜田を良くしたいという想いが、浜田青年会議所に受け継がれているからこそ、現在の私たちも活動が出来ているのだと思い、そのことに心から感謝をしています。
私は2015年に入会後、様々な青年会議所活動に携わりました。その過程において、自身の苦手分野への挑戦や、自分の限界を超えた事業構築など、様々な成長の機会を得ました。そうした経験の中で、青年会議所に入会しなければ関わらないであろう多種多様な人と会い、様々な考え方などに気づき、学ぶことができました。
長く続いた新型コロナウイルスも収束の兆しを見せ、また新たな時代が始まろうとしています。目まぐるしく変化する社会の中において、青年会議所運動が変わらずに成長出来る機会であり続けるために、私たち自身が時代に則した人材へと成長し続けることが必要です。
会員拡大は全国の青年会議所の永遠の課題です。また、組織を継続していくには避けて通れない問題です。
浜田青年会議所は二年連続期首会員数の純増を達成しています。そこで、この素晴らしい流れをさらに大きなものにしていくために今年はOB・OG会の皆様と連携して拡大を行っていき最終目標は次年度30名スタートを目標として掲げています。
また、2019年の青年会議所の平均在籍年数7.5年に対して現在の平均在籍年数は4.2年と二年間で大幅に短くなっています。入会が遅ければ青年会議所の学びが少なくなる訳ではありませんが、在籍年数が長いとそれだけ多くの経験を積むことができ、より多くの方々との関りを得る事ができます。
浜田市内にはまだ多くの若い人材がおられます。一人でも多くの若い人材を見つけだし我々の組織に迎え入れ、浜田青年会議所が未来へ続く組織になるよう会員拡大を進めてまいります。
いつの時代も、無限の可能性を秘めている子供たちは次世代を担う地域の宝であり希望です。私たちが育った時代では考えることができないほどインターネットやSNSの普及による情報技術は飛躍的に向上しています。
新型コロナウイルスは収束の兆しを見せていますが、未だにその影響により地域と子供たちの関わり方は希薄化していると感じます。このような時代だからこそ世代を超えた人と人のつながりが大切であり必要だと考えます。人が成長していくには、様々な経験や体験の中で困難や課題を乗り越えていくことが必要です。楽しいことや辛いこと、様々なことを仲間とともに乗り越えて、人とのつながりの大切さを感じてもらい、どんな時代が訪れようとも逞しく立ち向かえる強く優しい子供たちを育成することが何よりも重要であると考えます。次世代を担う子供たちがこの浜田の発展のために活躍する青年へと成長していくことで未来永劫発展し続ける浜田が実現すると確信します。
私たちは、名前の通り会議をする団体です。地域から信頼され、開かれた組織になっていくためには、様々な会議の質と組織運営を向上させることが必要であります。
当たり前の事を当たり前に行い、決めたことを予定通りに遂行できる組織運営を心掛けて行きます。組織運営を行っていくうえで、必ずしも必要でない部分や効率の良い方法に変えられるものは変えていき削減できた時間をプライベートや社業に使う事ができる組織体制を構築します。
また、我々の日々の活動の発信にホームページ、SNSは必要不可欠です。
正確な情報を素早く市民の皆様へ届け、我々の活動を知ってもらうことが会員拡大にも繋がると考えます。
時代に即した様々なツールを使い、効率的に広報活動を行うことにより市民の皆様と浜田青年会議所メンバーのイメージを共有しさらなる組織の強靭化を図ります。
40歳までという限られた期間しか活動できない青年会議所は、非常に貴重であり、私はメンバーとして活動できることに誇りを感じます。なぜそう感じる事ができるようになったかを考えると単年度制の中で一年一年、様々なことに挑戦してきたからだと思います。
青年会議所の三信条に修練・奉仕・友情とありますが、特に仲間との友情は、あらゆる困難を乗り越えるための大きな力であり、青年会議所での活動を通じて得られる最大の財産です。家庭での環境、会社での環境など私たちが活動するこの40歳までという期間は、様々なターニングポイントがあり大きく変化するタイミングです。そういった中で、青年会議所で出会った仲間と共に人やまちのために行動していくことは、必ず自身を成長させ、人生の大きな助けになります。
青年会議所を信じ、まず行動する、そして仲間と共に活動することで、青年会議所に入会して良かった、活動を通じて様々な経験ができて良かったと必ず感じることができます。仲間と共に行動し、かけがえのないこの時間を大切にしながら浜田を未来へ繋げていきましょう。